江戸川航路付近(高谷側)に架設した桁を妙典側に動かしているのですが
今回はその方法をご説明します。

《桁移動方法の説明図》

台車を引っ張る為にレールクランプ水平ジャッキを前に動かす作業の事を
『盛替作業』といいます。(上の説明図③)

①移動中

台車を掴んでいるレールクランプ水平ジャッキは全部で4台。
この小さなジャッキで総量約680tを掴んで動かします。

②移動完了

③レールクランプ水平ジャッキ盛替作業

安全装置は、車輪止め・ストッパー・ラッシング等、
数多くの安全設備により、台車の逸走防止対策を施しています。
ここでは台車レールクランプ水平ジャッキの盛替作業時の安全対策をご説明します。
4台とも開放する(掴んでいない)と、例えば地震があった時などに桁が動いて危ないので、
盛替作業は2個づつ開放して行います。
①動かさない(レールを掴んでいる)レールクランプ水平ジャッキでレールを掴みます。
②動かす(開放している)レールクランプ水平ジャッキを前に伸ばします。
③伸ばしたレールクランプ水平ジャッキをレールに固定します。
④残りの2台も同じように前に伸ばしレールに固定します。
⑤4台のレールクランプ水平ジャッキを同時に引っ張り台車ごと桁を動かします。

一度の作業で引っ張れる距離は約1m、所要時間は約5分。
作業区域から桁の所定位置までの距離は約80mですが
桁を動かす事だけにかかった時間は約400分・約6時間半です。
その為、川岸から見ていると桁が動いている様に見えないため
気がつくと移動していて驚かれている方が多かったです。